平成19年7月13日
「アフリカの人口とその特徴」
104-497 森奈津子
・アフリカ諸国
アフリカには現在53の国と3の地域が存在 ⇔ 言語を異にする900の部族
国境は植民地時代に宗主国によってなされた線引きを継承 ← 紛争の火種
アフリカの人口は世界人口の13%、一方で土地面積は25% ← 低い人口密度
多部族
列強国の負の遺産 ⇒ アフリカは国家としてまとまる事が困難
人口の低密度 絶えない紛争、脆弱な統治能力、政策実行が困難
・世界の最貧地域としてのアフリカ
国連が最貧国と指定した47カ国の内、32カ国がサハラ以南のアフリカ
→ その内、45~50%が貧困ライン以下の水準
経済の低成長 ⇒ マルサスの罠が発生
高い人口増加率 ⇒ (人口増加による経済発展の阻害)
1人あたりGDPは1970年代以降マイナス成長
参考文献
『アフリカの人口と開発』早瀬保子 アジア経済研究所 1999年