CD-Rの音質を上げるには?
ドライブを選ぶ
音楽CDをCD-Rに焼く場合、用いるドライブは『内蔵より外付』『できるだけ低速対応』『トレーの色が黒い』であることが望ましい。これは内蔵ドライブよりも電源も独立した外付ドライブの方がパソコン自体のノイズが混入しないからであり、高速コピーをすると記録品質が劣化してエラーが増えるからであり(極端な話、等倍速が最もベスト)、そしてトレーが黒ければドライブ内部で反射したレーザーの光の影響を抑えて光学的なノイズを減らすことが出来るからである。
環境を整える
まずドライブを水平に置くこと。そして重しを置いて無駄な振動を減らすこと。これだけならば誰にでも手軽に出来るが、金銭的な余裕があるなら安定化電源(出力電圧が常に一定な電源)を購入して使用するのが望ましい。
メディアを選ぶ
低倍速対応であることや、63分メディア(550MB)であることなどが望ましい。とはいえそんなメディアは数世代前の商品であり、現在では入手が困難である。したがって直射日光の下で販売されてないこと、三菱化学メディアのCD-Rであること(この一社だけがCD-Rの記録面材質に採用しているアゾ色素が現行製品の中で最も優れている為)を満たしていれば問題は無いと考えられる。
参考
ITmedia『CD-Rの「音」を考える “世界最高レベルのユーザー”に聞く音質向上テクニック』
→http://www.itmedia.co.jp/news/0301/08/nj00_cdr5.html