CDプレイヤーとしてのゲーム機B
先々週からの続き。
[第4世代] |
CD-ROM2(1988)、PCエンジンDuo(1991)、 SUPER CD-ROM2(1991)、メガCD(1991) |
[第5世代] |
3DO(1994)、セガサターン(1994)、ネオジオCD(1994)、 プレイステーション(1994)、PC-FX(1994)、 |
[第6世代] |
ドリームキャスト(1998)、プレイステーション2(2000)、 ニンテンドーゲームキューブ(2001)、Xbox(2002) |
[第7世代] |
Xbox360(2005)、プレイステーション3(2006)、Wii(2006) |
●Xbox360
CD-ROMドライブの速度は非公表。マルチチャンネルサラウンドに対応しており、48kHz/16bitのオーディオ再生(※)に対応している。なおWindowsXP対応パソコンのファイルが再生可能なため、MP3やWMAを焼いたCDでも再生できる。
※SPモードのDATテープと同じレベルの音質。ちなみにCD-DA(一般的な音楽CD)は44.1kHz/16bit、DVD-Audio及びSACDは192kHz/24bit(2ch)である。
●プレイステーション3
最大7.1chでの音声出力に対応している。SACDの再生が可能だがSACD Hybridの場合はCD層が再生される。ATRAC、AAC、WMA、MP3、WAVなどの音楽データに対応しており、音楽CDをATRAC(MDの圧縮技術)かMP3かAAC(MPEG2・MPEG4の圧縮技術)のいずれかの形式で取り込むことでジュークボックスとしての利用が可能。ただしATRACとWMAの再生にはインターネット接続によるアクティベーションが必要。
ソニーの現役エンジニアの方で、プレイステーション3をオーディオ機器として検証している人物がいるが(http://homepage3.nifty.com/kanaimaru/PS3/0f.htm)、英国の著名なオーディオ雑誌にPS3と共に紹介されている。→別紙参照
●Wii
任天堂がドルビー社と契約を結んだためドルビープロロジックU(2ch音声を5.1chに拡張する技術)によるサラウンドに対応している(ドルビープロロジックU対応のオーディオ機器が必要)。これによりゲーム会社は個別に契約することなく5.1chサラウンド対応のゲームソフトを出すことが出来る。しかし前世代機のゲームキューブと同じく音楽CDは再生できない。
参考
http://allabout.co.jp/computer/av/closeup/CU20070308A/index3.htm
英・『グラモフォン』2007年3月号より
興味のある方は各自で和訳してください
僕は途中で挫折しました。