『演劇音響塾』(後編)
(先週の続き)
休憩後、鶴の恩返しの戯曲を用いて実際に音響の操作を行なった。時間もあまりなかったので2回しか操作ができなかったが非常に緊張した。
当初予定されていた終了時刻は17時だったが、10分ほど遅れた。しかし終了後のバラシ作業(≒機材の片付け)を手伝っていたので結局終わったのは18時過ぎだった。機材をまとめて指定された物置まで運んだが、マッキントッシュのパソコンの箱が無造作に置かれていたのを見つけることができた。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
おまけ@
国立能楽堂の座席字幕装置と能舞台の見学会
国立能楽堂では、全座席に液晶画面の字幕表示装置を設置し、11月17日の自主公演から日本語と英語の2チャンネルで、詞章(歌詞)と解説を表示します。
その字幕装置の見学と能舞台の構造と能の仕組みについてのレクチャーを行います。
日時:12月11日(月)16時〜17時30分
見学場所:見所(客席)と楽屋
参加費:無料
申込先:east@seas.or.jpまたは042-362-3703
非会員の方は「氏名・住所・電話番号」をお知らせください。
主催:有限責任中間法人日本音響家協会東日本支部
アクセス:JR総武線・千駄ケ谷駅、大江戸線・国立競技場駅から5分
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/nou/index.html#access
白足袋をご用意いただいた方は、舞台に上がることができます。
開始時間までに、国立能楽堂の正面入り口にお集まりください。
参照→http://www.ntj.jac.go.jp/topics/news060901.html
◎この会は、東日本支部の今年最後の催しとなります。見学会終了後に親交を深める会を披きたいと思いますので、参加される方はお申し出ください。
おまけA
東日本支部主催、演劇音響塾開催報告
11月27日、国立能楽堂大講義室で開催された演劇音響塾は、無事終了した。13時から17時までの4時間に亘り、効果音と音楽の再生技術の基本をしっかり学習し、オペレータコースの課題「鶴の恩返し」の効果音再生トレーニングで締めくくった。完璧とは言えないが、受講者は操作の心は掴んだようで、平均70点の評価で修了した。
この基礎技術を伝承・普及させることが、音響家の地位確立につながることである。受講者たちは、今後は場数を踏んで、プロの道にまい進して欲しい。
このイベントは、技能開発委員会との共同開催で、技能伝承シリーズの一貫。
今後は全国各地で開催することを計画している。
|
|
…さて、僕はどこにいるでしょうか?(苦笑)
参考
日本音響家協会→http://www.seas.or.jp