マイクロホンD『マイクチェック』
●マイクテストのやりかた。
特にこれという決まりは無い。「アー」「ウー」と言ってみて『スピーカーから音が出ている』ということを確認するだけでも良い。しかし多くの人がやりがちな『マイクを叩く』『息を吹きかける』というのは、本当はやってはいけないことである。
専門の教育をうけたPAオペレータの場合、「チェック、チェック」「テスト、テスト」「ヘイ、ヘイ」「1、2、3、4」などの方法で確認することが多い。これらは中高音域の音のテストとして主に用いられ、高音域のチェックは「(舌打ち)」、低音域のチェックは「ロウ、ロウ」と言う場合が多い。
●「本日は晴天なり」
マイクテストで使われる決まり文句として「本日は晴天なり」がある。これは英語の"It's a fine day."を直訳したものとされており(”It is fine day.”, ”Today it’s fine.”など諸説アリ)、原文ならば音声の周波数成分が満遍なく含まれていると考えられたために用いられたとされるが、これを日本語に置き換えると当初の意味を失ってしまっている。なお無線通信においてはこの語を使うべき事が法令で定められている(無線局運用規則・第十四条)
参考
『ウィキペディア日本語版』→http://ja.wikipedia.org/wiki/
『無線局運用規則(総務省HP内)』→http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25F30901000017.html
『本日は晴天なりの由来は?』→http://homepage2.nifty.com/osiete/s860.htm(次ページ)