平成21年1月23日
シーズン途中の移籍に対して
104-417 樋川 朋也
G大阪が今オフの契約更改時に来季シーズン途中に他クラブへの移籍を認めないことを明記した契約を全選手と交わしていたことが16日、分かった。シーズン途中で主力がチームを去る悲劇を繰り返してきたクラブの初の試み。“ガンバ流囲い込み”で選手の流出を防ぐ。
昨季は6月に日本代表DF水本裕貴(23)、翌月にはFWバレー(26)が突然の退団。戦力ダウンを余儀なくされたチームは、公式戦11戦勝ち星なしという状況にまで追い込まれた。過去にも同様のケースが発生していた反省点を踏まえ、金森喜久男社長(60)は「今年は途中での移籍は認めません。選手にも納得した上でサインしてもらいました」と説明した。
今季は元韓国代表FWチョ・ジェジン(27)=全北現代=に清水から日本代表DF高木和道(28)、神戸からFWレアンドロ(23)らを獲得。同じ失敗を繰り返さないよう、徹底した対策に出ての大型補強だ。「ノーモア・バレー、ノーモア・水本」へ、アジア王者は盤石の態勢で今シーズンに挑む。
参考URL
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_gamba__20090121_9/story/20090121hochi070/