平成20年6月20日
移籍市場の膨張4
104-417 樋川朋也
ボスマン判決以後のアフリカ市場
EU枠内選手か外国人選手か、これは移籍を含めクラブにとって大きな問題である。そんな中、スペインのクラブに朗報がもたらされた。2007年10月スペインフットボール連盟(RFEF)は、アフリカ人選手をEU枠内選手と同じ登録にすることを決めた。
2000年にEUとアフリカ・カリブ海・太平洋諸国連合(ACP)との間で調印されたコトヌー協定。これはACP加盟国77カ国のヨーロッパで働く人々にEUビザを発行するというもので、RFEFはこの協定の条項に則り、リーガでプレーするアフリカ人選手をEU枠内選手と同じ登録にすると決定。これによって、クラブ側も選手側もより一層自由に移籍が可能になった。
代理人問題
通常、プロサッカー選手などの代理人を行う際には国際サッカー連盟や各国サッカー協会の公認ライセンスを保有していなければならないが、中には公認ライセンスを所持していないのにも関わらずに代理人業を行う業者も多い。こういった業者は主に代理人について知識が乏しい若いアフリカ人選手などを標的にしており、トラブルが後を絶たない。
参考URL 『WIKIPEDIA サッカー』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC