平成20516

代理人になるには

104-417樋川朋也

サッカー選手の代理人

サッカー選手の代理人はFIFA(国際サッカー連盟)の定めによって、各国のサッカー協会の認定を得てその国で代理人として働くことができる。

例えば日本ではJリーグ規約によって代理業務を行えるのは弁護士、もしくはFIFA公認代理人に限ると定められている。日本サッカー協会公認の代理人は20074月時点で20人いる。

 

公認を得るには

FIFAが定めた日に行われている筆記試験を通過すればエージェントの資格が得られる。試験はマークシート方式で、応募要綱は試験が近づくと日本サッカー協会のホームページで告知される。試験問題は4分の3は世界共通で、残りの4分の1が各国の協会が定める国別の問題である。

ただしこの試験を受けるためには受験資格が必要で、日本サッカー協会理事の推薦、または各都道府県サッカー協会会長の推薦、もしくはJリーグクラブ社長の推薦が必要となる。

現行制度で行われた初めての代理人試験は20039月に実施され、40人が受験したが合格者は一人も出なかった。その後20043月に行われた試験では、34人が受験し、合格者が4人でて、これが初めての日本協会公認代理人となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考書籍

スタジオダンク (2006) 『サッカーでメシが食えるか?2 ノースランド出版