平成18年4月28日

日本のこころのかたち

104−275 鈴木幹子

 

T.文明とアイデンティティの形成

 

・諸外国の文明の根幹

⇒宗教の存在(Ex.欧米諸国のキリスト教・イスラム教・ロシア正教etc…)がアイデンティティを形成

・日本における宗教に変わる存在

⇒天皇(「日本のこころ」のあり方を目に見える形でもっともはっきりと表すもの)

 

U.「日本のこころ」とは?

 

「正直できれいな心」「裏表のない心根」「騙すより騙されろ」

⇒「心の清潔さ」に大きな価値(※これを古い時代には「明き清き心」「直き心」と呼んだ)

論理や合理では説明出来ない日本人特有の心のあり方

 

V.日本国の象徴

 

歴代天皇の帝王学⇒日本人としての心のあり方を学ぶ

日本人一人ひとりに求められる「心のあり方」を体現する存在:日本国の象徴

 

W.皇恩

 

自分の幸せを見守ってくれる存在(天皇)、その存在が神話の上では神様につながる存在

⇒神話を抜きにしても少なくとも千数百年以上にわたって日本においてそうした役割

それに対して生れる感動、感謝の心:皇恩

 

それこそが「日本人のこころ」であり日本文明の核心が存在

 

 

 

 

 

参考文献:『皇室の本義』中西輝政・福田和也(PHP研究所/2005年)