平成181117

ライトノベルとゲーム@

                               104-221 坂田

 ライトノベルとゲームの間には深い関係があるといえる。また、その関係性は「プレイステーション2」や「ゲームキューブ」等に代表される「テレビゲーム」と、「TRPG」や「TCG」等の「アナログゲーム」とで、その関係性が少し異なっている。

 今回は「アナログゲーム」に関して調べてみた。

 まず、「アナログゲーム」の小説、というものは、その殆どがTRPGのリプレイ集である。TCGの小説も一部あるが、リプレイ集と比べるとその数は圧倒的に少ない。

 TRPGのリプレイと言うのはそもそも何か、と言うとTRPGを行い、そのゲーム内容を録音するなどして会話の内容などを保存、それに情景などを書き加えた作品のことである。プレイヤー同士での会話を入れるものもあれば、プレイヤー間の会話を外してロールプレイするキャラクターの台詞だけを抽出して作品に反映するものもある。

 TRPGのリプレイ集は有名なTRPG作品にはほぼ必ずといっていいほど存在しており、ネット上でサークル毎のセッションのリプレイを上げている所も少なくない。

 特に有名なTRPGリプレイ作品として、日本初のTRPG作品である『ソードワールド』のリプレイ集が富士見より出ており、長編小説や短編集などが出る程の人気作品となっている。

 

参考文献

ライトノベル完全読本Vol.1 日経BPムック 2004

 

参考URL

http://members.jcom.home.ne.jp/sswr/