平成18年11月17日
ライトノベルとゲーム@
104-221 坂田 悠
ライトノベルとゲームの間には深い関係があるといえる。また、その関係性は「プレイステーション2」や「ゲームキューブ」等に代表される「テレビゲーム」と、「TRPG」や「TCG」等の「アナログゲーム」とで、その関係性が少し異なっている。
今回は「アナログゲーム」に関して調べてみた。
まず、「アナログゲーム」の小説、というものは、その殆どがTRPGのリプレイ集である。TCGの小説も一部あるが、リプレイ集と比べるとその数は圧倒的に少ない。
TRPGのリプレイと言うのはそもそも何か、と言うとTRPGを行い、そのゲーム内容を録音するなどして会話の内容などを保存、それに情景などを書き加えた作品のことである。プレイヤー同士での会話を入れるものもあれば、プレイヤー間の会話を外してロールプレイするキャラクターの台詞だけを抽出して作品に反映するものもある。
TRPGのリプレイ集は有名なTRPG作品にはほぼ必ずといっていいほど存在しており、ネット上でサークル毎のセッションのリプレイを上げている所も少なくない。
特に有名なTRPGリプレイ作品として、日本初のTRPG作品である『ソードワールド』のリプレイ集が富士見より出ており、長編小説や短編集などが出る程の人気作品となっている。
参考文献
ライトノベル完全読本Vol.1 日経BPムック 2004年
参考URL
http://members.jcom.home.ne.jp/sswr/