平成18年7月7日
イラストのCG化
104-221 坂田 悠
1990年代後半、ライトノベルのイラストは急速にCG系のイラストが使用されるようになった。その要因は技術革新にあるだろう。
例えば画像ソフトの発達。「フォトショップ」や「ペインター」といった画像ソフトを誰でも使いこなすようになり、パソコンの性能が上がり値段が下がった事と相まって、誰でもCG系のイラストを手軽に描けるようになった。
その結果として、ゲーム関係もしくはゲーム出身のイラストレーターが台頭し始め、イラストの傾向は大きく変わった。
また、CGイラストの変遷も2段階に分けることが出来る。
前期は、いかにも“コンピュータ・グラフィック”といったテイストの時期であり、幾何学模様やメタリックな照り返しなどが多いものである。後期では、「水彩画をいかにCGで描くか」という方向に力点が移行していった。
参考URL
http://www.mediaworks.co.jp/d_original/boogiepop/novel.php
参考文献
『ライトノベル「超」入門』 新城カズマ ソフトバンク新書 2006