平成18年6月23日
書店におけるライトノベルの扱い方
104-221 坂田 悠
書店内において、ライトノベルと非ライトノベルの小説では、売り場からして区別がされている。
ライトノベルは小説ではあるものの、非ライトノベルの小説から離れた場所で、ライトノベル売り場が作られている。このライトノベル売り場は総じてマンガ売り場に隣接しているか、それに近い位置に置かれている事がほとんどである。これは、ライトノベルのターゲット層とマンガのターゲット層が近似しているため、売り上げを伸ばすには都合がいいためである。
例えば、売り場の区別が顕著に表されている例として、東京都内にある新宿紀伊國屋書店がある。この店では、建物からして分けられており、ライトノベルはコミックと一緒に裏手のアドホック店に置かれており、本店二階の文庫本コーナーには置いていない。
また、アニメイトやとらのあなといったコミック専門店でもライトノベルを取り扱っていることからもマンガとライトノベルの親和性の高さが見て取れる。
参考文献
『ライトノベル「超」入門』 新城カズマ ソフトバンク新書 2006