平成18年5月11日
作家の収入
104-221 坂田 悠
印税
作家の収入源として最も一般的なのがこの印税である。一般的に本の定価の10%が多い。しかし、印税率は作家によってかなりの幅があり、売れっ子作家なら15%までいくこともあれば、新人作家は5%、という場合もある。
原稿料
印税と並んで作家の主な収入源の一つ。小説やコラム、エッセイなどの執筆の際に得られる。原稿一枚あたりの値段で換算され、一枚あたりの値段は1,000〜20,000円程度と幅が広い。これには作家のレベル、雑誌のレベル、専門性の有無などが考慮される。
著作料
作品の映画化やテレビドラマ化などがあった時に発生する。規模によって値段は様々であり、100万円単位から5万円程度のものまである。
インタビュー・講演会収入
これも作家によって大きく差が出る。一回の出演に100万円の講演料を獲得する大作家もいるが、一般的には5〜30万円。
また、インタビューの際には、「作家自身の本の宣伝なのだからインタビュー料はない」というところもあれば、スタイリストをつけるようなところまである。
その他
カルチャースクールの講師や文芸賞の選考委員など
参考URL
http://crekin.net/syuppan/syuppan.htm