1、換算方法
内国法人が事業年度終了時において有する外貨建資産等に係る円換算額は、つぎのそれぞれの方法によって換算した金額とする。
@ 外貨建債権債務・・・発生時換算法又は期末時換算法
A 外貨建有価証券
イ、売買目的有価証券・・・期末時換算法
ロ、売買目的外有価証券(償還期限および償還金額の定めがあるものに限る)・・・発生時換算法又は期末時換算法
ハ、イ及びロ以外の有価証券・・・発生時換算法
B 外貨預金・・・発生時換算法又は期末時換算法
C 外国通貨・・・期末時換算法
2、発生時換算法とは?
発生時換算法とは、期末時に有する外貨建資産等について、外貨建取引の換算に用いた外国為替相場による円換算額(先物外国為替契約等により円換算額を確定させている場合には、その確定させた円換算額)をもって期末円換算額とする方法をいう。
3、発生時換算法とは?
発生時換算法とは、期末において有する外貨建資産等について、その期末時における外国為替相場による円換算額(先物外国為替契約等により円換算額を確定させている場合には、その確定させた円換算額)をもって、期末円換算額とする方法をいう。
参考URL
総務省行政管理局『法人税法』http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S40/S40HO034.html