農業刑務所
愛媛県今治市に塀の無い刑務所(2006/11/17号参照)がある。同様のことを農業においてもすべきである。以下に利点を挙げる。
@
農業人口の減少と刑務所の収容人員の増加の問題が同時に解決できる。
A
寮等を作るための初期投資は大きいが、その後は1人あたり1日数十円で労働力が確保できる。
B
今治市の例を見る限り、刑務官の数も少なくて済む。
C
農作物は品種によっては収穫に最適な期間が1〜3日ほどしかないものがあり、兼業農家ではそれを逃す恐れがある。受刑者は必然的に専業農家になるのでその心配が無い。
以下に問題点と課題を挙げる
@
大規模な農地が無ければ成立しない。
A
人件費が浮いた分を価格に反映させると、他の国産品が売れなくなる恐れがある。
B
地域住民、特に農業従事者の理解と協力が必要。
「義」があっても、「利」がなければ人は動かない。