2005/10/28
103−391 中村朋文
株主について
株主:ある企業の株式を保有し、株主名簿に記名されている個人・法人のこと
株主の権利
経営参加権:株主総会で、所有株数に応じて議決権を行使する権利。株主は、株主総会に出席して、いろいろな議案を決議する権利をもっており、株主総会において間接的に経営に参加することができます。(会社が提出する利益処分案の承認、取締役、監査役など会社役員の選任)
配当請求権:利益の分配を受ける権利。
残余財産分配請求権:会社が解散するときに、残った財産の分配を受ける権利。会社が解散する際に、会社が借金を返済して、なお財産が残る場合には、株主はその持ち株数に応じて残った財産の分配が受けられます。
新株引受権:会社が発行する新株を優先的に引き受ける権利。
株主の種類
大株主:持ち株比率の高い株主のこと。厳密な定義はない。
筆頭株主:持ち株比率が一番高い株主のこと。一般的には親会社や創業者一族、主要取引先銀行や機関投資家などが筆頭株主となることが多い。
安定株主:企業の業績や株価の変動などに左右されず、長期的に株式を保有する株主。厳密な定義はない。一般的には親会社や創業者一族、金融機関や取引先など。
浮動株主:業績や株価に反応し、短期で株式を売却すると思われる株主。厳密な定義はない。
外国人株主: 外国に居住地を有する個人・法人の株主。
機関投資家:株式投資により利益を得ることを業とする法人を言うが、より限定的には、自己資金ではなく、信託された投資信託、年金資金など莫大な投資資金を運用する投資家を言う。
マスタートラスト:米国で発展した年金基金運営・管理の仕組み。年金基金が信託会社と単一の信託契約を結ぶもの。年金資産を受託し、有価証券の保管や報告などの管理業務をおこなう。
<参考URL>http://ja.wikipedia.org ウィキペディア