2006/12/01

103−391 中村朋文

鉄鋼業界の株価についてE

トヨタ自動車(株)

 

2001

2002

2003

2004

2005

2006

最高値

4450

3790

3990

4520

6560

7370

最安値

2665

2625

2455

3730

3790

5430

日経平均株価

 

2001

2002

2003

2004

2005

2006

最高値

14556

12081

11238

12195

17125

17563

最安値

9382

7824

7603

10489

10770

14045

最安値から最高値の上昇率

トヨタ自動車 200% 日経平均株価 131%

2002年3月期決算と2006年3月期決算の比較

売上高     14兆1900億円   ⇒   21兆0360億円

営業利益     1兆0930億円   ⇒    1兆8780億円

売上高営業利益率       7.7%   ⇒        8.9%   

 

当期純利益

2001

2002

2003

2004

2005

5560億円

7500億円

11620億円

11171億円

13720億円

*2006年の業績予想は15500億円とされています

自動車販売(トヨタ単独)日本国内

 

2001

2002

2003

2004

2005

販売台数

168万台

170万台

171万台

174万台

172万台

前年比

5.1

1.6

0.6

1.5

0.9

*当期も前年比プラスは国内では難しい状況にあります

連結車両販売台数

日本国内 2001年 2217000台 ⇒ 2005年 2364000

海外  2001年 3325000台 ⇒ 2005年 561万   台

自動車販売(連結)

 

2001

2002

2003

2004

2005

販売台数

554万台

611万台

672万台

741万台

797万台

ダイハツ分

 

56万台

62万台

70万台

71万台

今期は販売台数847万台。うちダイハツは77万台を予想

 

乗用車販売合計(日本国内)

 

2001

2002

2003

2004

2005

販売台数

582万台

586万台

589万台

582万台

586万台

前年比

2.6

0.8

0.3

1.0

0.6

 

軽自動車合計(日本国内)

 

2001

2002

2003

2004

2005

販売台数

184万台

182万台

186万台

188万台

195万台

前年比

0.8

1.0

2.1

1.2

3.6

     ダイハツの国内軽自動車販売台数は55万台、トヨタ自動車はダイハツの株式

51.19%所有する大株主

 

所在地別売上高営業利益率

 

日本

北米

欧州

アジア

その他

営業利益率

8.2

6.4

3.4

7.1

4.2

 

原油価格

2006年7月14日  1バレル 77.03ドル

2006年10月30日 1バルル 58.36ドル

2006年11月29日 1バレル 60.99ドル

 

2006年7月14日の株価

トヨタ自動車 5720円  日経平均株価 14845円

 

2006年3月期の全世界のハイブリット車販売台数は約26.3万台。累計で60万台突破。2005年の時点では、生産台数は全世界33万3000台

 

2005年度の米国フォード・モーターの売上高は1781億円で純利益は20億ドル(前年同期35億ドル)で3年連続の黒字あった。自動車部門の売上高は全世界において1545億ドルで、前年同期の1471億ドルから増加したが、税引き前損失は約39億ドルの赤字で前年同期の約1.6億ドルを大きく上回ったのである。主な要因としては売上原価、販売費の上昇、為替変動、北米での業績不振である。2006年7月‐9月期の決算では純損失は58億ドルであったが、その大部分は46億ドルのリストラ費が占めたのである。四半期ベースの純損益の赤字額としては14年ぶりの大きさであった1−9月の損失は724000万ドルに上るのである。

 

世界の四輪車保有台数(商用車を含む)は2004年末現在で8億5478万台である。

主要国では米国が2億3700万台、日本が7466万台、ドイツが4892万台、イタリアが3822万台と各国の全人口の半分以上が計算上、所有しているのである。一方、中国は2693万台、インドは1283万台、ロシアは2974万台である。1人あたりのGDPは主要国と比較して大きく見劣りするので全人口の過半数以上は難しいが、まだ伸びる余地は十分にあるのである。

 

日本の軽自動車最大手のスズキは四輪自動車の営業利益率が2.7%(二輪車は8.2%、全体は4.1%)とトヨタ自動車の8.7を大きく下回るのである。軽自動車販売台数は増加傾向にあるが、そこから利益をあげることはむずかしいのである。

 

日本の乗用車の平均車齢は1990年には4.64歳であったが、2006年には6.90歳と上昇しているのである。また、平均使用年数も1990年には9.26年であったのが2006年には11.10年となり、自動車を長く使い続ける傾向にあり、自動車販売が増加しない一因にもなっているのである。