2006/10/27
103−391 中村朋文
鉄鋼業界の株価についてC
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マツダ(株) |
三菱自動車(株) |
ダイハツ工業(株) |
売上高 |
2兆9198億円 |
2兆1201億円 |
1兆3480億円 |
営業利益 |
1234億円 |
68億円 |
486億円 |
経常利益 |
1015億円 |
(178億円) |
504億円 |
当期利益 |
667億円 |
(922億円) |
335億円 |
*2006年3月期決算
売上高伸び率 8.3% ‐0.1% 14.6%
売上高経常利益率 3.5% ‐0.8% 3.7%
PER 15.51倍 ‐10.99倍 15.63倍
PBR 2.81倍 ‐6.85倍 1.72倍
ROE 16.8% ‐34.3% 11.1%
ダイハツ工業は、前期の海外販売比率が26.3%であり日産やホンダ、トヨタに比べると大幅に低いことが分かります。軽自動車の販売比率も約79%であり売上に対する利益の低さが上位と比較してもわかります。逆にマツダは海外販売比率が約70%と上位とは差がないものの、売上規模の差が大きいため売上高経常利益率も低めだと推測されます。
三菱自動車は、2004年に発覚したリコール隠しがあったため2003年度、2004年度は営業利益も赤字でしたが、2005年度は営業利益が黒字になりました。
マツダの筆頭株主はアメリカのフォードモーターであり、ダイハツはトヨタ自動車が筆頭株主になっています。三菱自動車の場合は三菱重工業や三菱商事など三菱グループが主な大株主となっています。マツダの筆頭株主であるフォードモーターは近年、業績不振であり日産自動車との提携も噂されていることからマツダ株の売却と同時に世界の自動車業界の再編も考えられます。
<参考URL>http://quote.yahoo.co.jp/ Yahoo!ファイナンス