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開園50周年で記念式典 米加州ディズニーランド

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 5日、米カリフォルニア州のディズニーランドで行われた開園50周年記念式典を盛り上げるミッキーマウスなどの人気キャラクター(共同)

 

 【ロサンゼルス5日共同】今年で開園50周年となる米カリフォルニア州南部のディズニーランドで5日、記念式典が行われ、ミッキーマウスなどおなじみの人気キャラクターがお祭り気分を盛り上げた。
 米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーのマイケル・アイズナー最高経営責任者(CEO)が式典であいさつし、「この50年のテーマは子どもに笑顔をもたらすことだった」「この世界に想像力のある限り、ディズニーランドが完結することはない」などと将来の事業への夢を語った。
 世界各国の100社以上のメディアが式典を取材した。

(共同通信) - 561133分更新

 

WSJ-ディズニー元取締役、「CEO後任選び手続きが不適切」と提訴
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ウォルト・ディズニー(NYSEDIS)の経営陣の統率力に異議を唱え続けていた同社元取締役のロイ・ディズニー氏とスタンリー・ゴールド氏は9日、取締役会による最高経営責任者(CEO)選任方法に問題があったとして、同社と一部の取締役を相手取り、デラウェア州の裁判所に訴訟を起こした。
両氏は2003年、経営陣の統率力と業績に不満があるとして取締役を辞任した。翌2004年には、長年CEOを務めるマイケル・アイズナー氏の解任を求めるキャンペーンを展開し、これに同調するよう株主に呼びかけた。その後アイズナー氏は会長を辞任し、2005年9月にCEOを辞任する意向を示すに至った。CEOの後任にはロバート・アイガー氏が選ばれたが、ディズニー氏とゴールド氏は、ディズニーによるアイズナー氏の後任選びの方法には問題があったとしている。
訴状によると両氏はディズニーに、現在の取締役選任手続きを無効とするよう求めている。「取締役会は後任CEO選びの過程で、現職の取締役の再任を確実にするよう株主を誤った方向に誘導し、アイズナー氏が選んだアイガー氏が後任CEOに決まった」と指摘している。訴えられたのは、同社自身とアイズナー氏、アイガー氏、ジョージ・ミッチェル会長のほか、取締役5人。不正行為と情報開示義務違反を行ったとされている。そのほかの取締役4人は除外されている。
取締役が全員訴えられたわけではないことからすると、後任CEO選びの過程では取締役の間で意見が分かれていたと考えられる。ある関係者によると、訴えられなかった取締役はCEOの後任に社外の候補者を検討するよう強く主張したという。
ディズニーは、「当社の好調な業績がすべてを物語っている。こうした軽率で根拠のない訴訟は、ディズニー氏とゴールド氏の行為が卑劣で独善的であることを示している」との短い声明を発表した。
アイズナー氏が昨年9月、CEO退任の予定を表明したことを受け、ディズニーは社内の有力候補としてアイガー氏を挙げるとともに、社外の候補者も検討することと、ヘッドハンティング会社と契約することを明らかにした。ディズニーは「人選は公平に進めた。最初から決まっていたのではない」としている。
ディズニー氏とゴールド氏は、「アイズナー氏がアイガー氏を支持していることを考えると、アイズナー氏が後任選びに関与していたのは問題だ。アイガー氏が後任になることがほぼ確実だったため、社外の候補者は除外された」と主張している。
関係筋によると、インターネット競売大手イーベイ(NasdaqEBAY)のメグ・ホイットマンCEOが3月に候補を辞退したのは、ディズニー取締役会が故意に結論を先送りし最終的にはアイガー氏を指名する方針のように見受けられたからだという。このことも、ディズニー氏とゴールド氏の主張に拍車をかけている。
ディズニーのCEO後任選びを主導したミッチェル会長は、「手続きは綿密で公正だった」としている。

(ダウ・ジョーンズ) - 510139分更新

 

WSJ-ディズニー1−3月期、映画部門などが好調で30%増益
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ウォルト・ディズニー(NYSEDIS)が11日発表した1−3月期(2005年9月期の第2四半期、4月2日まで)決算は、映画部門が好調だったことなどから30%増益となった。マイケル・アイズナー氏からロバート・アイガー氏への最高経営責任者(CEO)交代を9月に控え、同社では好業績が続いている。
純利益は6億9800万ドル(前年同期は5億3700万ドル)、1株利益は33セント(同26セント)だった。売上高は前年同期比8.9%増の783000万ドル。米株式市場の取引終了後の電話会見でアイズナー氏は「今期も2けた成長に向け順調に進んでいる」と述べた。
同社の決算は当初、株式市場の取引終了後に発表される予定だったが、業績情報を含んだ社内の電子メールが誤って送信されたため、発表時間を1時間早めた。
同社株の終値は、前日比0.28ドル(1.04%)安の26.67ドル。その後の時間外取引では上昇に転じ、26.79ドルで取引されている。
同社の今年の試練は、1株利益が72%増加した昨年の業績を超えることだ。トム・スタッグズ最高財務責任者(CFO)は、少なくとも2007年まで2けた増益を続けるのが目標だとしている。
映画部門の営業利益が65%増加したことは、この目標達成の一助となる。増益のほとんどはDVDとビデオの販売によるもので、「Mr.インクレディブル」は前年同期に発売した「ライオンキング1
 1/2」や「ブラザー・ベア」などの人気作品に匹敵する売り上げとなった。劇場公開の時期の関係で販売コストの抑制にもつながったという。
映画部門とアイガー氏にとって重要なことのひとつは、ピクサー・アニメーション・スタジオ(Nasdaq:PIXR)との共同制作契約だ。ピクサーのスティーブ・ジョブズCEOは先週、契約更新について非公式にディズニーと話し合いを始めたと述べた。現在の契約は、2006年6月公開予定の「カーズ」制作までで、ディズニーが制作費の調達や配給で協力することになっている。
メディアネットワーク部門では、放送事業が好転し営業利益3%増・売上高6%増に寄与した。視聴率が向上し広告費を引き上げたことから広告収入が伸び、番組制作費が減少した。アイガー氏は「テレビネットワークのABCは今期中に黒字回復すると確信している」と述べた。一方、ケーブルテレビ(CATV)事業の営業利益は1%減少した。
テーマパーク部門では、営業利益が3%増、売上高は26%増となった。ウォルト・ディズニー・ワールドのホテルの客室稼働率が上昇したことや入場者の消費額が増えたことが大きな要因。9月12日には香港ディズニーランドの開園を予定している。
物販部門では、不採算のディズニーストア事業の売却が奏功し48%増益となった。
今回の決算は、アイガー氏がCEOの後任に決まってから初めての決算だった。同氏はすでに、不評の戦略立案部門を廃止したり、米ナショナルフットボールリーグ(NFL)との新たな契約を発表するなど、実績を上げている。この契約は、ABCで長年放送してきた「マンデー・ナイト・フットボール」をCATVスポーツチャンネルのESPNに移すというもの。
ディズニーは最近、映画制作配給子会社ミラマックスの創業者であるワインスタイン兄弟の退社条件について、長期にわたる交渉の末、合意に達した。

(ダウ・ジョーンズ) - 512125分更新

 

ディズニー映画の再生無制限ダウンロード販売がNTT東西でスタート
 ウォルト・ディズニー・インターネット・グループ(WDIG)は、NTT東西のフレッツ・スクウェアにおいて、映画のダウンロード販売サービス「ムービー・エクスプレス」の試験提供を512日に開始した。Bフレッツ、フレッツ・ADSL、フレッツ・光プレミアム(NTT西)ユーザは、フレッツ・スクウェアに接続することにより利用できる。
 このサービスは、視聴期間限定の動画のダウンロードサービスとは異なり、一度購入すると、ダウンロードを行ったパソコン上で、期間・回数とも無制限に再生できるというもの。ディズニー作品とタッチストーン・ピクチャーズ作品の提供を受け、常時20作品を配信する予定という。
 価格は市販DVDと同程度で、現在は以下の作品が1,890円から3,990円で販売されている。
◆ディズニーアニメーション作品
「アラジン」「ムーラン」「オリバー/ニューヨーク子猫ものがたり」「ビアンカの大冒険〜ゴールデン・イーグルを救え!」「ブラザー・ベア」「スティッチ!ザ・ムービー」「ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士」
◆ライブアクション作品
「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」「フォーチュン・クッキー」「ホーンテッドマンション」「サイン」「パール・ハーバー」「アンブレイカブル」「101」「プリティ・プリンセス」「コヨーテ・アグリー」

RBB TODAY - 5122115分更新

 

女性客が乗車後に死亡=ディズニーのアトラクション−米フロリダ州
 【ニューヨーク13日時事】米フロリダ州オーランドにある遊園地ディズニーワールドの人気アトラクション「ミッション・スペース」に乗車したドイツ人女性(49)が、直後に体の不調を訴え、翌日死亡していたことが13日、分かった。米メディアが伝えた。
 それによると女性は11日、ミッション・スペースに乗車後、めまいや吐き気を訴え、12日に搬送先の病院で死亡した。女性は高血圧などの健康問題を抱えていた可能性があるが、死因は特定できていない。ディズニー側は検査のためこのアトラクションの運転を一時停止したが、異常は認められず、運転を再開した。 

(時事通信) - 414111分更新

 

米ディズニーワールドの死亡事故、犠牲者に重度の高血圧の兆候

オーランド(米フロリダ州) 14日 ロイター] 米フロリダ州のディズニー・ワールドにあるアトラクション「ミッション・スペース」に搭乗したドイツ人女性が後に死亡した事故で、14日行われた検視の結果、この女性が脳出血を起こしていたことが確認された。検視当局が明らかにした。
報告書によれば、監察医はこの女性が長年にわたり重度の高血圧症を患っていた兆候が見られたと指摘している。死因の判定にはさらなる検査が必要で、これには6週間かかる可能性があるという。
ミッション・スペースは火星旅行を擬似体験する乗り物で、遠心力を利用しロケット打ち上げ時の無重力感覚が体験できる。
同アトラクションでは昨年6月にも、4歳児が母親と搭乗した後に意識を失い死亡する事故が発生。検視の結果、この幼児には心臓欠陥があり、ストレス下で突然死に至るリスクを抱えていたことが判明している。

(ロイター) - 4151838分更新

 

レストランメニューに肥満対策、米ディズニーが新基準
 【ニューヨーク=北山文裕】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは16日、ディズニーランドなどのテーマパークのレストランなどで販売するメニューを刷新し、子供用メニューの脂肪や糖分を制限する新基準を発表した。
 今月から米国内のテーマパークで、子供用メニューでは、糖分の多いソフトドリンクを低脂肪牛乳や100%果汁に変更し、フライドポテトの代わりにニンジンを使う。
 また、今後、脂肪は主菜のカロリーの30%以下に抑制し、動脈硬化や心臓病につながりやすい飽和脂肪酸は主菜やスナックのカロリーの10%以下にしていくとしている。これらの新基準は米国で率先して導入し、数年後をメドに海外でも導入する。米メディアによれば、米国では未成年の約17%が太りすぎで、重い医療費に苦しむ米国で大きな社会問題となっている。子供に影響力の大きいディズニーが肥満問題の解決に本腰を入れ始めたことで、外食・娯楽産業に同調する動きが広がりそうだ。

(読売新聞) - 10171354分更新

 

ディズニーランド、4億人突破 開園23年で達成
 千葉県浦安市にある東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の合計来園者数が1日、4億人を突破した。1983年の開園以来、23年での達成となる。両施設を運営するオリエンタルランドによると、2006年度上期(4〜9月)の入園者数は前年同期比3・3%増の1204万4000人で3年ぶりのプラスに浮上。通期では過去最高となる同3%増の2550万人を見込んでいる。
 4億人突破は、新アトラクションを次々と導入するなど利用者を飽きさせない戦略が実を結んだものだが、「TDLの成長神話の崩壊」を指摘する声も依然、多い。
 同社によると、「4〜6月はディズニーランドのイベントが好評で、7月以降はディズニーシーの開園5周年記念イベントや新アトラクションの導入が、入園者の増加につながった」(広報部)という。
 これまで同社は、「園内に入れば別世界の中にいる」というイメージ戦略を徹底。積極的な設備投資によるリニューアルを繰り返し、リピーターを呼び込み、この戦略は、「テーマパークの新ビジネスモデル」と注目を集めてきた。
 ただ、昨年開催された愛知万博の影響を受けるなどで、昨年までは2年連続の前年割れとなった。「価値観やライフスタイルが多様化するなか、リピーターを確保し続けるのは難しい」など、“曲がり角”を指摘する声も出ている。

(フジサンケイ ビジネスアイ) - 112833分更新