インタビュー
ディズニーシーで働くキャスト(アルバイト)の子からインタビューした結果、
◎ディズニーリゾートの閑散期は1~2月。後はイベントとイベントの間等。いつもランドよりシーのほうが空いている。準社員の勤務日数もいつもより少なくなっている。
◎新しいアトラクションを作っている期間は赤字が続く。
⇒常に営業利益が出ているわけではなく、人員調節と協賛企業の出資を踏まえてもカバーできないところもある。(アトラクション本体ではなく、並んでいる途中にあるロボットだけで1000万するものもあるそうです)新しくオープンするアトラクションに期待をかけているのは、ゲストよりも運営しているオリエンタルランドであると推測できる。
◎ディズニーランドの地下にはトラック等の搬入機材が入って作業が出来る仕組みになっているが、実際バイトをしても自分の働いている地域(ファンタジーランド、トゥモローランド、等)の裏出入口を利用してその地域内で着替え・休憩等を済ませる事と、自由に違うテーマの地域へ行き来することも禁止されており、実際どうなっているのかは分からない。知っているのは自分の担当アトラクッションや担当ショップのことのみ。
◎商品販売よりもアトラクションのほうが休憩は多め。7~8時間勤務が基本だが、入る時間や部署によってもまったく違う。
⇒働いているキャストにも秘密主義で、一貫して「夢と魔法の国」のイメージを守っている。勤務時間・休憩時間等は普通の企業と同じくらい。職種によって違うが時給800円が多いとのこと。
余談ですが…
先日ディズニーシーにてあるカップルがマリーちゃん(おしゃれキャットに出てくる白い猫)にプロレス技をかけるという事故があったそうです。マリーちゃんの首のところの金具が外れてしまい、顔が出てしまった上に、中に入っている人は気絶していて大混乱に。近くにいたキャストがそのカップルを追いかけたものの、逃げ足が速すぎて捕まえられなかったとか。捕まると出入り禁止になるのでくれぐれも注意してください。
先日地上波初で映画「アラジン」の放送がありましたが、映画が始まる前にあったDVDBOXの宣伝も含め、5月16日からシーで始まる「アラジンのホールニューワールド」という新しいイベントへのきっかけ作りだと思われます。
3月28日に東京ディズニーランドに行って気づいたこと。
①
パレードが始まる30~40分くらい前からロープで仕切られ始め、キャストが周囲でゲストの流れを調節し始める(近くでボーっと見ていたらキャストのお兄さんが「シンデレラ城前にミニーちゃんの乗ったフロートが止まりますから、よかったらそちらでご覧ください」と言われる。聞かなくても教えてくれて親切。)
②
パレードが始まる直前まで道のごみだけじゃなく、ゲストの持っているごみを集め続けている(パレードに向かって投げ込むのを防ぐため?)
③
ごみを集めるのと同時にミッキーの耳のカチューシャや、開催中のイベントのグッツを売るワゴンが沢山通る。みんな結構買っている。
④
最近のパレードの傾向は、1.いったん止まってゲストの参加タイムがある。2.フロートから紙ふぶき・シャボン玉が出る(ブーケ・オブ・ラブはフロートから花の香りがした)3.事前にキャストの人(パレードの衣装ではなく、ゲストの交通整理をしている人)が振り付けを教えてくれる。
⑤
シンデレラ城前は何人かキャストがうろうろしていて(社員と準社員の違いなのか?微妙にコートの色や着ているもののデザインが違う人がいます。シンデレラ城前や、パレードの時間の前後など、ゲストが集まりやすいところでは、着ているものが若干違う人1名に何名かのキャストを1グループとして現場対応しているようです。)気軽に記念写真を頼むことができ、縦撮りで頼むとシンデレラ城全体を入れてくれるので頼んだほうがきれいに撮れる。
合宿の資料の中で分からなかった眠れる森の美女の所の「ガゼーボ」ですが、「見晴らし台」という意味でした。
参考:東京ディズニーリゾートファンページ かならのお部屋
http://www10.plala.or.jp/kanara_s/