こちらのコーナーでは、私のオススメ本を紹介しています。

実際に、レジュメ作成の参考にしたものもありますが、ファイナンスの考えを身に付けるには申し分ない良作ばかりです。

良いものが見つかり次第、適宜追加していきますので、小まめなチェックをお願いします m(_ _)m

 

  ※リンク先が文字化けしてしまう場合は、更新ボタンを試してみて下さい。

 

 

レビュー

 

『マネーロンダリング』

 

評価:★★★★★

小説、というよりは金融(特にグレーゾーンの節税)や香港経済のガイドといった趣が強い作品です。主人公がモテ過ぎ・・・なんて思う人は、自助努力を怠っている人ですね。まぁ、小説としても楽しめるのでぜひ。

2003年 橘玲(著)、幻冬舎

 

『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』

 

評価:★★★★☆

 帯の謳い文句と違って、日本で生き抜くための「戦術レベル」が詳細に記されている本です。それでも十二分に役立つのは言うまでもありません。ただ、著者に愛国心の欠片もないと感じるのは、僕だけではないと思います。

2002年 橘玲(著)、幻冬舎

 

『ゴミ投資家のためのIPO投資入門』

 

評価:★★★☆☆

 IPOという、現代の錬金術について勉強できます。そのため、投資のノウハウ本というより、IPOの知識を身に付けるのがメインとなっています。まぁ、本の中でも「IPO投資を行うのは、個人投資家レベルでは難しい」といってますので、IPO投資はあきらめて下さい

2000年 オルタブックス編集部(著)、メディアワークス

 

『ゴミ投資家のためのインターネット

株式投資入門 デリバティブ編』

 

評価:★★★☆☆

 証券投資についてある程度の知識を身に付けた人は、デリバティブに挑戦してみてはいかがでしょうか?デリバティブの「約束」という考え方は、金融の骨子となるものなので、勉強してみて損はないと思います。この本でも図表を用いてわかりやすく説明していますが、それでもわからない人がいるのは仕方ないと思います。所詮雲を掴むような話ですから。

2001年 海外投資を楽しむ会(著)、メディアワークス

 

『道具としてのファイナンス』

 

評価:★★★★★

 金融理論について、初歩から詳しく解説しています。主にビジネスに用いる金融理論について説明していますが、投資にも十分対応できるものになっています。ただ、ベンチャーのIR(広報部門)に、この程度の知識を有している人がどの位いるのか気になります。

2005年 石野雄一(著)、日本実業出版社

 

『おりこうさん おばかさんのお金の使い方』

 

評価:★★★★☆

経営者から金融コンサルタントに転身した板倉氏の著書です。ファイナンス理論の根幹である、如何に事象を数値化(客観化)して捉えるか、ということを伺うことが出来ます。それと同時に、金融機関の人間がペテン師であるかを知ることが出来ますので、ぜひ。

2005年 板倉雄一郎(著)、幻冬舎

 

『マネーの公理 スイスの銀行家

に学ぶ儲けのルール』

 

評価:★★★★★

未経験者や初心者にとっては、巷に溢れる哲学本程度に捉えてしまうかも知れません。しかし、1度でも「投資」に触れた者にとっては、1つ1つの公理がズシリと圧し掛かってきます。今一度、「投資家」としての覚悟を問われることになるでしょう。読むたびに自分自身の甘さを、これほど詰められる本はそうありません。

2005年 M・ギュンター(著)、日経BP社

 

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