YONEX
1.ブランドヒストリー
世界初のカーボンコアや航空素材などを駆使してきたYONEX。ボードの形状、フレックス、トーションの三要素を自在に組み合わせライダーの求めるギアを生み出してきている。テニスラケットなどで培ってきたカーボン技術をどのブランドよりいち早くスノーボードに持ち込みボードの軽量化に成功させた。
2.テクノロジー
@ALL CARBON WALL CORE
ボード全長を走る二本のチューブがウェスト幅いっぱいにウォール状のチューブを作り出す構造のこと。ボードの中心部全てをカーボンにし、何層ものカーボンと組み合わせることにより、カーボンチューブ特有の均一なしなりに奥行感を生み出す。
Aアラミドハニカム・ボックスチューブ+ラウンドチューブ
並外れた強度と衝撃吸収性能を併せ持つ中空構造のアラミドハニカムに、カーボンボックスチューブとカーボンラウンドチューブを組み合わせることにより、様々な雪面や雪質にも優れた安定性を発揮する。
BISO NANO HIGH SPEED グラファイト
高分子かつワックスのもちが格段に向上するNANOテクノロジーを注入させた滑走面素材にストラクチャーを入れて仕上げ、カーボンボードの持つしなやかな特性に高い滑走性能を実現させた。
3.カーボン技術
カーボンボードの特性は板の軽量化です。板の軽量化によりボードの操縦性を向上させ、またボードのスウィングウェイトが軽いためキッカーやパイプはもちろんのこと、深雪などの雪面状態であってもライダーの意思通りにボードを操縦させることが可能となったわけです。
*参考図書 「Snow Boarder 2005 vol.1」 実業之日本社 発刊
「SNOW boarder’s BIBLE 2004-2005」
トランスワールドスノーボーディングジャパン 発刊