決戦前 X-trail JAM in TOKYO

 

1.X-trail JAM
 今年で5回目となるX-trail JAMの特徴は、「BIG−X」と名付けられた全長100m、高さ30m、最大斜度36度という巨大なキッカーです。高さ30mは、8階建てのビルに相当し、『スタート台に立つと、東京ドームの天井に手が届きそう』な感覚になるそうです。

 

2.過去4大会の結果

競技

優勝

準優勝

3

ストレートジャンプ

ミッヒ・アルビン
(スイス)

ダリウス・ヘリスチャン
(スイス)

ルーカス・ホフマン
(アメリカ)

クォーターパイプ

テリエ・ハーコンセン
(ノルウェー)

キア・ディロン
(アメリカ)

 

競技

優勝

準優勝

3

ストレートジャンプ

ヨナス・エメリー
(スイス)

鈴木 伯
(日本)

ジャコモ・クラッター
(イタリア)

クォーターパイプ

テリエ・ハーコンセン
(ノルウェー)

ショーン・ホワイト
(アメリカ)

キア・ディロン
(アメリカ)

競技

優勝

準優勝

3

ストレートジャンプ

トラビス・ライス
(アメリカ)

鈴木 伯
(日本)

テリエ・ハーコンセン
(ノルウェー)

クォーターパイプ

ヘイキ・ソーサ
(アメリカ)

ジャン・シメン
(スイス)

テリエ・ハーコンセン
(ノルウェー)

競技

優勝

準優勝

3

ストレートジャンプ

ジャン・シメン
(スイス)

鈴木 伯
(日本)

DCP
(カナダ

クォーターパイプ

テリエ・ハーコンセン
(ノルウェー)

トラビス・ライス
(アメリカ)

マルク・コスキ
(フィンランド)

 

 

過去4大会の結果を見ると上位が北欧勢で占められているのが分かるかと思います。そしてその中でも一際好成績を残しているのが、テリエ・ハーコンセンです。テリエは弱冠16歳で世界の頂点に立ちそして今でも頂点に君臨し続けているトップライダーなのです。そんな彼のことを人は“生きる伝説”などと称します。昨年QP(クウォーターパイプ)での優勝を決めた、ワンフッドマックツイストに注目です。

 その他にも長野オリンピック金メダリストのジャン・シメン、三年連続2位の鈴木伯、ハイエストエアーのギネス記録保持者のヘイキ・ソーサなど豪華な顔ぶれでした。

 

3.今年のX-trail JAM

 今年の注目ライダーは上記の4人はもちろんのこと、9歳の頃からBurtonチームに所属しているルーク・ミトラニです。身長150cm台から繰り出されるトリックは力強く、高さのあるエアーで、とても14歳とは思えないトリックを放ちます。

対する日本勢も今年も多くのライダーが参加します。昨年ハイエストエアーを勝ち取った田原ライオ、弱冠13歳の増田塁揮、17歳で25mキッカーを完全攻略した鈴木翔太など、世界との差を感じさせない日本人ライダーが数多く参加します。

 

4・音楽との融合

 スノーボードと音楽は密接なもので、スノーボードのコンピレーションアルバムや、ゲレンデなどでは音楽を聴きながら滑っているライダーを見かけます。そしてこのX-trail JAMは音楽とスノーボードが融合している大会でもあるのです。参加アーティストはSOULDOUTknowbodyknows、そして何故かはなわが参加します。

 

*参考URL http:www.x-trailjam.net