悪徳商法 その1

 

デート商法(恋人商法)

恋愛感情を利用して契約を成立させる悪質商法です。インターネットの出会い系サイトなどに

販売員が潜り込み、メル友や恋人募集と偽って知り合いになり、相手をだます手口を使います。

商品(アクセサリが圧倒的に多く、ほかに紳士用洋服、絵画などがあります)が高いから解約しよ

うと思った場合でも恋愛感情につけ込まれて結局は説得させられてしまい、クーリングオフ期間が

過ぎるとその相手の連絡が取れなくなるケースが多く見られます。

被害者のほとんどが20代です。

 

催眠商法(SF商法・宣伝講習販売)

日用品を無料(あるいは激安価格)で配布するといううたい文句でチラシを配り、会場に集まって

きた人(お年寄りが多い)を対象に

「これがほしい人は手をあげて」

などと言いながら、次々に食品や日用雑貨を安い値段でさばき、会場が興奮状態になったところで

「本当は80万円の羽毛布団を今日は特別、40万円!」

などのセールストークを使い、目的の高額商品(羽毛布団・健康器具)を売りつけます。

また、催眠商法には、期間別に短期タイプと長期タイプがあります。

<短期タイプ>

スーパーの新規オープンセールやセールの日のようにお年寄りや主婦の集まる場所を狙って、

路上でチラシを配って勧誘します。一日ないし一週間くらいで場所を転々とします。

<長期タイプ>

新聞折込で「自然食品のお店が新規オープン!先着100名様に食パン1斤プレゼント」

などのチラシを入れて、短期貸しの仮説店舗に呼び寄せます。3,4ヶ月間同じ場所に留まります。