少林寺拳法とは


 少林寺というと、ほとんどの人が中国を思い浮かべるでしょう。しかし、少林寺拳法はそれとは別の武道です。
 少林寺拳法は力の弱い人が力の強い人にも対抗することができる護身の武道です。
 比較的新しい武道ですが、現在全世界150万人もの人が練習に励んでいます。
 武道の中身について、よく言われるのは空手と合気道の間のようなものだということです。

 素手の殴り合いでは女性はどんなに体を鍛えようと、同じように鍛えた男性には勝てません。
 そこで少林寺拳法では相手の力を利用し、まず自分の身を守ることを最優先にします。

 少林寺拳法は、突き蹴りの剛法、ひねったりして相手の関節や急所を攻める柔法、整体術である整法の三つに体系が分かれています。
 これらを効率よく学習していくことになります。

 護身術として女性にもおすすめです。
 本気で格闘家のように強くなりたいという人にも対応できます。

 少林寺拳法は、勝つことよりも負けないことを大切にしています。
 他人にも、自分にも決して負けない強い心、体を作ることで自分に自信を持ち、あらゆる場面で活躍できる人間になれるのです。