地域産業の理論的実証的研究に寄与する研究所
高崎経済大学

お知らせ

設立趣旨・業務

IT革命を契機にして経済社会の構造変動のピッチは急速に高まりつつあるが，いつの時代でもこうした変化に対応できなければ，存在理由を失うことになる．大学の場合は研究所がその中心となるべきものという考えから，大学の設立と同時に設置され，50数年間こつこつと研究・調査を蓄積してきた． しかし，今日の構造変動に対応するには，これまでのような姿勢だけでは不十分で，産・官・民に開かれた研究所に脱皮することが不可欠である．この期に，設置の目的である「研究所は，経済・経営及び地域に関する基礎研究等を行い，あわせて高崎市を中心とする地域社会の発展に貢献する」の原点に戻り，その精神を最大限に活かすことを期している．

業務内容

1. 経済・経営及び地域ならびにこれに関する諸問題に関する研究・調査ならびに指導
2. 図書及び資料の収集・整理
3. 研究成果の発表及び調査報告書の作成
4. 研究会・講演会・講習会の開催
5. 官公庁・団体・会社等の依頼による調査・研究の受託
6. その他研究所の目的を達成するために必要な事業

研究所の歩みとこれまでの活動

• 研究所の歩み
• プロジェクト研究・研究出版事業
昭和51年度に研究所独自のテーマ設定と予算に基づく共同研究としてプロジェクト研究が開始された．研究成果を昭和54年に刊行，その後ほぼ毎年1冊のペースで刊行されている．こうした共同研究−著作活動を行っている大学研究所は全国的にみても稀であり，私達が最も誇りとする事業である． プロジェクト研究は，内容的には，高崎〜群馬を基軸的対象・念頭に置きつつ，歴史（経済史・思想史）・現代の2つの分野で様々な角度からなされてきたのであるが，従来，体系的・集中的に取り組まれていなかった分野が多く，多くの著書が多少とも開拓的意義を持ったと考えている．
• 講演会
産業研究所では，昭和49年度より市民開放講演会を開催している.
• シンポジウム
産業研究所では、研究所（所員）がテーマ設定とコーディネーター役をつとめ、何人かの関係者を招待して、その時点における重要問題について活発に議論を展開する、市民公開シンポジウムを開催してきた。本学を含め高崎市周辺を主会場として開催するだけでなく、高崎市以外の市町村に出向いて開催する「出前シンポジウム」も、平成5年の倉渕村、平成6年の館林市、平成7年の沼田市において開催されている。
• その他の活動

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研究論文誌『産業研究』

産業研究所の紀要は，昭和48年度まで『所報』と称していた．昭和49年度から『紀要』，平成元年度から『産業研究』と名称を変更し現在に至っている． 第41巻からは一部を除く全論文のインターネット上での公開を開始した。2011年度からは国立情報学研究所のCiNii本文収録刊行物ディレクトリに登録されている。 目次やファイルは以下よりご覧下さい。

• 国立情報学研究所CiNii本文収録刊行物ディレクトリの『産業研究』のページ

受託研究

受託研究・事業例

• 昭和48年度「高崎市の都市開発の方向の調査・研究」（高崎市企画調整課）
• 平成7年度「地域づくり共同研究」（群馬県企画課）
• 平成9年度「工業振興ビジョン作成についての研究」（高崎市商工政策室・工業振興課），「地域別統計指標作成のための調査研究」（群馬県統計課）
• 平成13年度「創業支援・実践セミナー」（(財)群馬県中小企業振興公社）
• 平成14年度「創業支援・実践セミナー」（(財)群馬県中小企業振興公社）
• 平成19年度「奥利根の畑美人・全国展開プロジェクト」基礎調査（(株)ふるさとサービス）
• 平成20年度「ぐんま山村集落機能実態調査業務」（群馬県地域政策課）

以下のことについては，お気軽に事務局へご相談下さい．共同研究者や委託者の皆様と協議のうえ積極的に推し進めます．

1. 研究を委託したい
2. 共同で研究したい
3. 講師・パネラーの派遣要請
4. 研究所所蔵資料の閲覧

高崎経済大学産業研究所
〒370-0801　群馬県高崎市上並榎町1300
TEL 027-344-6267  FAX 027-343-7103
email: sanken@tcue.ac.jp

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