多変量分散分析

同じ独立変数に対して複数の従属変数がある場合に,個別にt検定や分散分析を繰り返すと,少なくとも一回第2種の誤り(実際は有意でないにもかかわらず有意と結論することです)を犯す確率が有意水準αを上回ってしまい,有意水準を下げて検定すると,従属変数同士の相関が高い時に反って検定力を弱める結果となってしまいまする(相関が1の時を想定して下さい).そこで,各従属変数の重み付けされた合計点の有意差を検定する手続きがHottellingのT自乗を代表とする多変量分散分析です.もちろん,個別の変数ごとの有意差の検定もできます.

参考文献
「心理・教育データの解析法10講(応用編)」 海保博之編著 福村出版

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