本文へスキップ
高崎経済大学 藻利衣恵 研究室

TEL. 027-343-5417(代表)

〒370-0801 群馬県高崎市上並榎町1300

   


藻利ゼミのルールADVANCED BOOKKEEPING

1. ゼミの原則

ゼミは、大人数の講義とは異なる性質を持っていますので、講義とは異なった決まりが必要です。このルールは、以下の原則に従って作成されています。

  • 合目的性:ゼミは、指導教員の教育理念に基づいて運営されています。 ゼミ履修者は、(一時的には納得できないことでも、)教員から事前に説明を受けた事項については従ってください。
  • 自発性:大学は、高校を卒業して社会人になるまでの間に、学生自らが自身の能力を高めるために訓練を施す機関です。大学のカリキュラムの一つであるゼミも、これは同じです。そのため、問題発見能力や問題解決能力の育成は、ゼミの目標の一つとなります。これらの考えから、ゼミの発表や行事等の運営は、履修者が積極的に行ってください。
  • 社会性:ゼミは、社会人となる前の集団生活の場であり、集団生活に必要な最低限の規律性(ゼミの秩序を乱さない行動や人に迷惑を掛けないこと)を身につけられるよう、日々、意識して行動するようにしてください。


そのため、規則を破れば、罰則が与えられます。



  • いずれかに該当する場合には、教員の判断により、不可とします。
  1. 合理的かつ正当な理由なく、3回欠席した場合
  2. 遅刻が頻繁であるなど、ゼミに対する積極性が著しく欠けている場合
  3. ゼミ履修者に対して迷惑行為を行い、改善が見られない場合
  4. 恒常的に指導教員の指示に従わない場合
  • 以下のいずれかに該当する者は、ゼミ履修者に諮り、反対がない場合、不可とします。
  1. 教員目線で不適切だと思われる行為・言動を行う場合
  2. その他、懲戒に相当すると判断される場合

2. 少人数講義・ゼミに対する姿勢

  • 少人数の講義は、担当教員や他のゼミ履修者に迷惑がかからないよう、必然的に出席が必要となります。そのため、遅刻、無断欠席、および課題の未提出ほかは、行わないでください。

やむをえない場合には、その旨を担当教員まで報告し、了解を得てください。なお、15分以上の遅刻は欠席とします。
※あまりにもこれらが目立つ場合には、単位は認められません。

  • 質の高い報告および活発なディスカッションができるよう、事前の準備はしっかりしてください。

→ きちんとした報告ができないと、ゼミの予定を変更することがあります。他のゼミ履修者にも迷惑がかかりますので、このような行為は行わないでください。

  • 他のゼミ履修者が質の高い報告およびディスカッションを行えるように協力してください。
      

3. 遅刻や欠席について

  • 当ゼミでは、原則、遅刻と欠席を認めていません。ただし、以下の「やむをえない場合」に遅刻と欠席を行うことは仕方がありませんので、その場合には速やかに(原則、講義開始の30分前まで。ただし緊急性のある場合は除く。)担当教員に連絡して許可をもらってください。

→ 無断欠席(担当教員に連絡のない欠席、授業開始後15分を超えた遅刻、および事後連絡による欠席)をした学生については、評価の対象としないことがありますので、十分注意してください。

  • 予鈴が鳴り終わった時点で着席していない学生は、遅刻として取り扱い、遅刻の範囲は予鈴が鳴り終わった後から授業開始後15分までとします。授業開始後15分を過ぎた場合、遅刻ではなく「欠席」と同等の扱いになりますので、十分に注意してください。

【やむをえない場合:欠席(遅刻)申請可能な理由】

  1. 本人・配偶者・扶養家族等が、病気・ケガ・出産等により入院・治療・付添が必要となり、通学が著しく困難となった場合。(ずる休みとの判断が難しいため、お手数ですが、2週以上続く場合には、医師の診断書を提出してください。)
  2. 天災・ストライキ・事故等により、大学近郊の公共交通機関が全面的に不通または大幅な遅延が発生した場合。
  3. 本人・親族・恩師・友人等の冠婚葬祭に出席する場合
  4. 学会発表等で学会または学術的な会議に出席する場合(※ 必ず事前申請が必要です。)
  5. 大学院入学のための筆記試験または面接試験を受ける場合(※ 必ず事前申請が必要です。)
  6. 就職のために重要な筆記試験または面接試験等(インターンも含む)を受ける場合(※ 必ず事前申請が必要です。)
  7. 学長または学部長等の名を受けて、スポーツ大会等のイベントや式典に出席する場合(※ 必ず事前申請が必要です。)
  8. その他、災害により自宅や実家に甚大な被害が発生した等、社会通念上、特にやむをえないと認められる事態が発生した場合

  • 「やむをえない場合」以外の遅刻と無断欠席した場合の措置は、以下の通りです。なお、演習の満点は、100点です。また、恒常的に遅刻や無断欠席を繰り返す履修者については、評価対象としない(不可とする)ことがあります。

    • 無断欠席に対する評価:
      1回目の無断欠席:10点の減点
      2回目の無断欠席:さらに20点の減点(計30点の減点)
      3回目の無断欠席:さらに40点の減点(計70点の減点)
      ※ 以降、倍々で減点が増加します
    • 遅刻に対する評価:
      1回目の遅刻:2点の減点
      2回目の遅刻:さらに4点の減点(計6点の減点)
      3回目の遅刻:さらに8点の減点(計14点の減点)
      ※ 以降、倍々で減点が増加します

    4. ゼミの形式(輪読)について

    • 一人で書籍を読むのではなく、ゼミの履修者で理解を共有し合いながら読むことにより、文章への各自の理解を深めていく読み方。 → ①内容に関する理解(「三人寄れば文殊の知恵」)+②議論
      各回の報告担当者 資料の記述内容を説明する報告を行う。
      報告者以外の参加者(フロア) 報告の内容について、質問や議論を行う。
      ※ フロアも事前にテキストを読んでくるのが義務!

      報告の目的 一冊の内容をまるまる報告する場合 読んでいない人に内容を伝える。
      本の一部や論文を報告する場合 (1)内容の紹介
      に加え、
      (2)資料に書かれていない重要な関連事項、具体的事例の追加、そこから読み取った自分の理解を、価値判断や意見を含めて説明する。
    • ゼミの時間は限られていますので、伝えたいことをまとめて、限られた時間で報告しなければなりません。
      → 口頭発表の他、レジュメ・板書・資料提示など、わかりやすくする工夫が必要となります。

      ※ ゼミのメンバーの知識レベルは一様ではないので、すでにわかっている人も、わからない他の履修者に伝わるように説明すると、自分のレベルアップに繋がると思います。

    5. ゼミにおける文書の作成について

    形式

    • 用紙は、A4 に統一してください。(パワーポイントは、一長一短があるため、2年次はワード、3年次はパワーポイントを使用しています。)
    • パソコンを使用し、読みやすい文書の作成を心がけてください。(手書きは不可。)
    • 作成者(学生番号・氏名)、作成日時、タイトルを明記してください。※ 別紙例を参照のこと。
    • 2ページ以上の場合には、ページ番号を振り、ホチキスで左上を留めてください。(パワーポイントを使用する場合には、スライドにもスライド番号を入れてください。)

    内容

    • 発表内容の要点(肝心な内容)を記載してください。
    • 引用の明示(読んでいるテキストの一部、別の文献からの引用、または報告者自身の言葉)と、その文献名の明記(参考文献リスト)をお願いします。
    • 読み手の立場に立ち、わかりやすい内容の文書を作成してください。
    • 何度も読み直し、事前に準備してください。(印刷してほしい場合には、前日までにメールにて送付してください。)

    配布

    • 配布は、担当教員とゼミ履修者全員分を事前に準備してください。
    • いずれの場合も、自分用の文書を必ず手元に置いておいてください。

    6. 議論(ディスカッション)の基本

    自分の発言について

    • 人前で発言することに慣れるため、授業中は必ず一度は発言してください。
    • 発言する前に、頭の中で発言内容をまとめるように心がけてください。
    • 積極的に質問するように、心がけてください。
    • 質問内容に気を配ってください。(議論が進展するような質問内容を心がけてください。)

    他人の発言について

    • 他人の発言に対して注意深く耳を傾け、内容を理解するように努力してください。
    • 決して鵜呑みにせず、発言内容の問題点を意識してください。
    • 発言内容の優れた点がどこなのかを意識してください。(積極的に他人の意見を褒めるようにしてください。)
        

    7. 連絡方法(メールやLINE) 

    • 教員やゼミ履修者からの連絡は、きちんと読んでください。なお、読まないことによる不利益(課題提出が受理されないことや、それに伴う成績の不可等)は、甘受してください。

    8. ゼミ正規時間以外の時間拘束

    • 指導教員が指定した必須イベントには参加してください。やむをえない場合には、まず、指導教員に相談し、許可を得てください。
    • 正規のゼミ以外に、サブゼミが開かれることがあります。この時間も、時間が許す限り、出席してください。

    9. ゼミのイベント 

    必須イベント

    • 当ゼミでは、参加義務を課すいくつかのイベントがあります。これらに参加しない場合、単位認定を行わない場合がありますので、ご注意ください。(やむをえない場合を除く。)
    行事 実施時期 該当学年 担当
    新歓コンパ 6月 2~4年 3年 飲み会係
    夏合宿 9月 2~4年 3年 合宿係
    インナー大会 9月 3年 3年 インターゼミ係
    学長杯 10月 3年 3年 インターゼミ係
    インターゼミ 12月
    ※時期変更の可能性あり
    2~3年(4年) 3年 インターゼミ係
    卒論発表会
    謝恩会
    OB・OG会
    2月上旬 2~4年 3年 卒論係
    4年 飲み会係

    任意参加イベント

    • 義務ではありませんが、参加が推奨されるイベントは、以下の通りです。

      • 他ゼミとの交流飲み会
      • 忘年会等のゼミ内での飲み会
      • 卒業旅行
      • その他

    10. その他

    • 報告者は、事前に相談に来てください。
      → 事前にアポイントをとるか、オフィスアワーを利用すること。
    • この規定の改定は、ゼミ履修者の承認を経て、指導教員が行います。

    11. 参考文献

    • ウェブ上にあるゼミ規定を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

高崎経済大学 
藻利衣恵 研究室

〒370-0801
群馬県高崎市上並榎町1300

TEL 027-343-5417(代表)
FAX 027-343-4830